JSPスクリプトレット内の９つのオブジェクト
1. ９つのオブジェクトはServletAPIのインタフェースの実装である。
JSP規範によりそれぞれのインスタンスの生成してあるので、そのまま利用すればいい。
2. オブジェクトの初期化はservletの_jspService()中に行うため、下記のみ使用できる。
b. JSP式出力(<%=式%>)
| インスタンス名 | 説明 |
|---|---|
| application | javax.servlet.ServletContextクラスのインスタンス。 webアプリ自身を表す。 JSP（servlet）の間でメッセージ交換が可能である。 getAttribute(Sting attName), setAttribute(String attName, attValue)など |
| config | javax.servlet.ServletConfigのインスタンス。 JSPの配置情報を表す。 |
| exception | java.lang.Throwableのインスタンス。 <%@page isErrorPage="true" %>のみインスタンスが生成される。 getMessage(),printStackTrace()など |
| out | javax.servlet.jsp.JspWriterのインスタンス。 JSPのアウトプットストリームであり、HTMLページの出力する。 |
| page | ページ自身。 servlet内のthisである。 |
| pageContext | javax.servlet.jsp.PageContextのインスタンス。 ページ内の情報が取得できる。 getServletContext(). getServletConfig()など |
| request | javax.servlet.http.HttpServletRequestのインスタンス。 クライアントのリクエストのカプセル化したオブジェクトである。 リクエストパラメータなど getParameter(String paramName), getParameterValues(String paramName)など |
| response | javax.servlet.http.HttpServletResponseのインスタンス。 通常はoutインスタンスを通して応答を返する。 getOutputStream(). sendRedirect(java.lang.String location) |
| session | javax.servlet.http.HttpSessionのインスタンス。 クライアントとの対話の表す。 getAttribute(String attrName), setAttribute(String attrName. Object attrValue)など |
